◆ 祝 ・ 受 賞 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━・・・・・‥‥‥………
当学院の卒業生、胡海昊さん(2007年卒)が10月10日~11日に開催された
アジア・オセアニア工学系トップ大学リーグ(AOTULE)でベストプレゼンテーション賞
を受賞されました。
おめでとうございます!!
写真左が胡海昊さん
◆ アジア・オセアニア工学系トップ大学リーグ(AOTULE)とは?
東京工業大学、清華大学やシンガポール国立大学などの11カ国の大学の代表チームが
参加する学術交流会。毎年開催地は持ち回りで、今年は中国の清華大学で行われました。
博士・修士約80名、教授約30名という参加人数の中から、ベストプレゼンテーション
賞に輝いたのは8人のみです。発表内容とプレゼンテーションの両方を評価されました。
本当に快挙ですね。
◆ 胡海昊さんにインタビューしました。
Q :どうしたら出場資格を得られますか?
胡さん:まず国内選抜に参加しました。100名の参加者の中の20名が資格を得られます。
Q :発表のテーマを教えてください。
胡さん:はい、「フルフラールを用いた液液抽出によるバイオエタノールの濃縮プロセス」です。
Q :なんだか難しそうですね。
胡さん:「フルフラール」とは、一種の化学物質です。濃縮のための抽出溶媒としてよく使われています。
「液液抽出」は専門用語ですが、要するには、一つの液体(原料)をもう一つの液体(溶媒)に
接触させ、ほしいものを取り出す操作です。私の研究においては、この物質をバイオエタノールの
濃縮プロセスに適用することがポイントです。
Q :苦労したことは何ですか。
胡さん:すべて英語の発表なので、言語で苦労しました。それから、他分野の人にも理解してもらえるよう
にしておかないと、いくら内容が優秀な研究でも評価されないので、わかりやすく発表するよう
心がけました。
Q :いろいろ苦労したんですね、どんな風に工夫したんですか。
胡さん:専門用語をできる限り避けました。わかりやすい英語単語を選びました。それから、プレゼンをしっ
かり時間をかけて練習し、また先生や友達に見せて、アドバイス(feedback)をいろいろもらいました。
さすがプレゼンテーション力のある胡さん!わかりやすい説明をありがとうございました。
今後のご活躍を期待しています。このたびは本当におめでとうございます!!
清華大学の正門にて